「透くん!」
唇に暖かいものが触れたと知った瞬間、物凄い力に押しつぶされて
僕は床に尻餅をついてしまった。
痛みに驚き、閉じた目をゆっくりと開くとそこには美樹本さんの顔が…
「っ、んんー!」
そんな。
そんな。
ぼ、僕のファーストキスが…!
なんとか美樹本さんを退かそうと、身体を捩ったり手に力を込めて押してみるが、
体格差もあってかビクともしない。
そ、そういえば真理は……!
美樹本さんに唇を預けたまま、真理のいた方へ目を向ける。
しかし、そこには空を見上げたまま動かない俊夫さんがいるだけだった。
な、なにが起こっているんだ?!
その時急に圧し掛かっていた重みが消え、口の呼吸が楽になる。
「透くん……」
「みきも、とさんっ」
抗議しようと振り上げた腕を掴まれる。
ちょっと待て、なんでそんな濡れた瞳をしているんだ!
美樹本さんの目が僕を捕らえて離さない。
「ちょっ……」
何かを言わんとする前に、また美樹本さんに押し倒される。
こ、これは…!!?
まさか――
「透くん」

「 愛 し て い る よ 」


  
No.801  美樹本さんと……


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